今、落語界は空前の新弟子ブーム。早々と29歳までの入門制限、見習い期間約一年という制限を落語協会が設けた余波で、もう一つの落語芸術協会に入門希望が殺到したのがここ5年。昨年芸術協会も定数制を採用、二つ目に上がった人数しか前座をとらない制度に改めました。なので今、前座から二つ目に上がった噺家が東京にはかなり多くおります。その若者たちは、カフェや居酒屋、小さなフリースペースなどを見つけて自分のお客様に成長過程を見ていただいていますが、やはり全く自分を知らない場所で修行する、これはこれからの彼らに欠かせないことです。しかし残念ながら地方へ行けば行くほど、採算の取れない、お客様が集まりにくい若手の会は敬遠されがち。MUGEプランニングでは、そんな若手の後押しをするべく独演会を開いています。上半期はじゅうろくプラザの和室で3公演。その一発目は柳家小せん師匠の一番弟子、柳家あお馬さんです。実は第9回策伝大賞の決勝進出者でもあはり、毎年夏に岐阜で行われていた学生落語の会にもずっと縁の下の力持ちで活躍されておられたということで岐阜にはとても関係の深い噺家さん。その縁で始まった二回目の独演会。若手の中ではピカイチの技巧派、びっくりするほど腕を上げたあお馬さんをぜひ見に来てください。
令和2年2月9日(日)14:00開演 (13:30開場) 「あお馬の恩返しⅡ~柳家あお馬独演会」出演 柳家あお馬(落語協会) 岐阜駅前じゅうろくプラザ4F第5研修室 全席自由 ¥2500... チケット専用ダイヤル 090-4153-3562 チケット専用メール mugeplan29@au.com
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